BioLOG

( 着飾らずに書く練習 )

62/88: 紫尾温泉 旅籠しび荘

さて、妙見-安楽-日の出の温泉クラスターを巡ったあとは、しばらくドライブして次なる目的地、紫尾温泉に向かいます。

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途中通過する国道504号は、一部自動車専用道路で快適にドライブすることができました。

実はレンタカーを借りた理由の一つが、どうしてもこの紫尾温泉と次の湯川内温泉に行きたかったため。期待に胸躍ります。

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渋い看板!

夜星川という、なんとも素敵な名前の川がすぐ近くに流れる、静かな人里にしび荘さんはありました。

ゆっくりと湯治などをするには良さそうな場所です。

 

さて、お待ちかねの浴室へ。

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プン、と硫黄の香りが漂ってきたと思うと、目に飛び込んできたのは美しいイエローグリーンの湯舟!

 

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まるい浴槽も可愛らしく、ちょっとレトロな感じがたまりません。

ライオンの口からはこんこんと源泉が注がれています。

 

ちなみに、上の写真で左手にも浴槽があるのは気づかれましたでしょうか?

中央の丸の浴槽はあつ湯、左の細長い浴槽はぬる湯となっています。

私はぬる湯でゆっくり浸かった後、あつ湯でシャッキリと〆ました。

 

このお湯、口に含むとまるで卵の味そのもの。すごく飲みやすいお味でした。

派手な作りの施設ではないものの、この湯の色と味はインパクトがあり、とても印象に残っています。おすすめ!

 

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このお湯は紫尾神社の拝殿下から湧き出しているそうで、「神の湯」と呼ばれているのだとか。

また、宿の方に伺ったところ、湯の色は毎日変わるそうで、透明の日もあれば白く濁る日もあるそうです。不思議!

 

こちらもなかなか公共交通では訪れにくい場所にはありますが、ぜひこの湯の美しさと味を多くの方に体験してもらいたいです。

 

♨︎残り26湯♨︎

 

2020年9月18日訪問 鹿児島県薩摩郡さつま町

 

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