BioLOG

( 着飾らずに書く練習 )

56/88: 鹿児島温泉 城山長寿泉(サウナあり)

さて、岩戸温泉を大急ぎで後にして久保田バス停へと戻ります。

このバス停からは鹿児島中央駅方面へと向かうバスがあり、その途上に「隼人温泉」最寄りの浜之市バス停と「鹿児島温泉」に近い水族館前バス停があるということで、この路線で一路西に向かう…予定でした。

 

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こう行くはずだった

次のバスの時間は12時52分、ギリギリ間に合う!

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NAVITIMEの時刻検索

ギリギリセーフ!と思ってバス停の時刻表を見ると、12時台には34の文字… その次は14時34分までありません。NAVITIMEの時刻が更新されていないのでした。。。
(上の方の赤字で「4月1日ダイヤ改正は未対応になります」の文字。。全く事前に気づかず…)
 ホテルのチェックイン時間などもあり、プランの変更を余儀なくされます。

九州のバスや電車は1本逃すと平気で1~2時間待ちになってしまい、痛い目に遭いました。

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国分からは特急でビューンと鹿児島中央まで行くことにしました

そこで、今日のところは隼人温泉は諦め、国分駅から特急きりしまに乗って一路鹿児島中央駅を目指します。

(このバスの一件がショックで写真を全く撮っていません,,,笑)

鹿児島中央駅から、カゴシマシティビューというかわいいバスに乗り換えて、「城山洞窟前」バス停を目指します。

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画像は鹿児島市交通局のHPより拝借。

目的地の城山長寿泉はバス停のすぐ目の前。

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画像は鹿児島公衆浴場業生活衛生同業組合HPより拝借。

ヘトヘトになりながら辿り着くと、なんか電気がついてない…?! こんな苦労したのに定休日⁇定休は第2・4木曜日で、今日は第3木曜日のはず……絶望感が込み上げます。

ダメ元で入り口を覗くと、、

あれ?フロントには普通に人が座ってる?

 

戸をガラッと開けると、普通にやっていました!昼間は電気をつけずに営業している模様。中が薄暗かったので勘違いしたのでした。やれやれ。

 

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画像は九州八十八湯めぐりHPより拝借。

中に入ると、立派な岩風呂浴槽が2つ。正面左手がややあつめ。炭酸水素塩泉でややヌルッと感あり。

右手の浴槽には打たせ湯があり、常連さんらしきおじさま方が代わる代わる滝行をされておりました。

 

そして、嬉しいことにこちらの施設はサウナもあり!サ室はこじんまりしていますが、しっかりカラカラアツアツ。水風呂は優しい温度でじっくり浸かれます。じんわりと旅の疲れが癒されました。

(手前味噌ながらサウナイキタイのレビューもご笑覧ください↓)

sauna-ikitai.com

 

身体的にも精神的にも疲れがたまってきました。へたりそうな身体にムチを打ち、今宵の宿である桜島を目指します。

 

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岩戸温泉も城山長寿泉もスタンプ押すの劇的に下手…

♨︎残り32湯♨︎

 

 

**公共交通情報**

城山長寿泉最寄りの「西郷洞窟前」バス停は、鹿児島市営バス鹿児島交通(いわさき)の観光客向け市内循環バスのみが停車します。本当に目と鼻の先にバス停があるので本当に便利。(コロナの影響で2020年9月時点では鹿児島交通のまち巡りバスは全便運休。今回は市営バスを利用しました)

どちらのバス会社にも市内乗り降り自由の1日乗車券があり、市営は600円(市電=路面電車も乗れます)、鹿児島交通500円でした。この1日乗車券は市内の観光施設や桜島フェリー等の割引サービスもありお得に観光ができ、おすすめです。

www.kotsu-city-kagoshima.jp

www.iwasaki-corp.com

 

鹿児島県鹿児島市 2020年9月17日訪問

55/88: 日当山温泉 岩戸温泉

湯穴温泉でのんびりした後、まずはバスで霧島神宮へ。

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前回のブログでも書いたように、湯穴温泉はかなり交通の便が悪いところにあり、1時間をかけて都城駅に戻るか、15分かけて霧島神宮に向かうしかありません。

霧島神宮からは霧島神宮駅国分駅方面に向かうバスがあり、その途上の久保田というバス停が次の目的地「日当山(ひなたやま)温泉・岩戸温泉」の最寄りなのです。

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ここで県境を超えて鹿児島入りです。

 

霧島神宮から30分ほどバスに揺られ、久保田バス停からは10分ほど歩きます。

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次のバスの乗り継ぎもあるので必死に歩いたため、汗だくで岩戸温泉に到着しました。

 

施設の内装は黒を基調としたシンプルモダンな感じ。

立ち寄り湯は内湯のダイナミックな岩風呂と人が1人すっぽり入るサイズの水風呂、そして露天がありました。また家族風呂もあるようです。

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(先客がいらっしゃったので、画像は岩戸温泉 | きりしまゆ旅より拝借。)

泉質は炭酸水素塩泉で、ヌルッとした手触り。湯穴温泉が濃い系のお湯だったので、対照的な浴感で面白かったです。泉温はちょうど良い湯加減、よく温まるので水風呂との温冷交代浴もおすすめ。

 

〜分析表〜

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湯上りにソフトクリームをいただきました。甘さ控えめでさっぱりと美味しかったです。

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さあ、早くバス停に戻らないと次のバスに乗り遅れる……大急ぎで久保田のバス停に戻りますが、ここで事件が発生します。。

 

♨︎残り33湯♨︎ 

 

**公共交通情報**

最も最寄りは霧島市市街地循環バス外回り線の「交流センター前」バス停。国分駅隼人駅から利用しようと思うと1日4本のみ。(最終便は交流センター前には停まらず久保田バス停に停車)

隼人駅前 発 7:12/9:12/12:12/14:12

国分駅前⑤発 7:39/9:39/12:39/14:39

交流センター着 7:55/9:55/12:55/14:55

https://www.city-kirishima.jp/kikaku/kurashi/kotsukikan/bus/documents/jyunkan2019101.pdf

 

他には国分駅霧島神宮駅国分駅〜霧島いわさきホテル線)や鹿児島中央駅・鹿児島駅重富駅鹿児島交通69-1系統)からアクセス可能な「久保田」バス停から徒歩10分。

はしご♨︎ → 69-1系統の「浜之市」バス停は「隼人温泉 浜之市ふれあいセンター富の湯」最寄り。

 

鹿児島県霧島市 2020/9/17訪問

54/88 湯穴温泉

湯めぐり旅2日目。今日は都城駅からスタートです。

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バスで西に向かい、湯穴温泉を目指します。ゆあな、ではなく「つ」あなです。

 

ここは都城市の吉之元町というところにあるのですが、公共交通の便が非常〜に悪いです。

都城駅霧島神宮(※霧島神宮「駅」ではないし駅は通らない)を結ぶ高崎観光バスしか通っておらず、その本数は…

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2〜3時間に1本。休日は△がついた便は運休なので、1本乗り過ごすと5時間半待ちという恐ろしいことになります。

 

地元密着のマイクロバスに揺られること1時間、吉之元バス停に到着です。着いたら目の前に施設があるので、迷う心配はご無用。

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この坂を登った先が、本日1つ目の目的地「湯穴温泉」。

 

8時に到着したのですが、一番乗りでした。

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ドアを入るとすぐに脱衣所。

 

デン、と浴槽が正面に鎮座します。

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左隅の小さい浴槽は、源泉そのままの水風呂。右側はボイラーで加温されています。

 

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見てください、芸術的な析出物と、水面に浮かぶ薄い膜!一番乗りの特権です。

温かい浴槽は、そのまま入ると体温とほぼ同じくらいのぬる湯。濃いぬる湯とは、私のドストライクなのです。

 

バスの都合で2時間つぶさないといけなかったので、ひたすら温冷交代浴をしてました。温度がぬるいため、長風呂しても全然平気。

途中で常連さんが入ってくると、右端に写っているボイラーに繋がる管の栓を開けて温度が上げていました。やはり、デフォルトだと一般的には物足りない温度のようです。

さらにさらに、飲泉もできます。味は、微炭酸でカナケが強いのですが、個人的には飲みやすい方かなと感じました。常連さんだとコップ2杯をグビグビ飲み干していました。

 

これで素晴らしさは伝わったでしょうか。。福岡の福智町にある「ほうじょう温泉ふじ湯の里」を思い出す。(ちなみに、ふじ湯の里は一時期閉館されていたものの、本年6月にリニューアルオープンしたとのこと!)

なかなか行きにくいところにありますが、特に車移動なら是非入ってみてほしい温泉でした!

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♨︎残り34湯♨︎

 

**公共交通情報**

高崎観光バスでJR都城駅より1時間、運賃1050円。本数少なく乗り遅れ注意。

takasaki-kankobus.com

 

 

宮崎県都城市 2020年9月17日訪問

53/88:青井岳温泉 青井岳荘 (サウナあり)

宮崎に降り立ちました。

到着が17時を過ぎているということで、今日は色々巡るというわけにはいきませんが、記念すべき第1湯(通算37湯)目に向かいます。

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宮崎空港から南宮崎駅を経由して青井岳駅まで。そこから徒歩10分の青井岳温泉です。

 

青井岳駅に降り立つと、、

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ポツンとたたずむ無人駅舎、

 

出口正面には

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階段。ここを下ると、街灯もない道が。

しばらく歩くと国道に出ますが、そこにも街灯はありません。

ただ、何故か車通りはそこそこ多く、歩いているとそれがまた怖い・・・。

 

テクテク、テクテク…

これも修行、と思って真っ暗闇の中をひたすら10分歩きます。

 

そして、、ぼんやり見える灯りが見え、「はぁ〜、やっと温泉入れる、、」と思わず声が。。

 

ついに、、

この旅1湯目(通算53湯目) 青井岳温泉 青井岳荘

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前評判通りのぬるぬる感のある泉質、ちょこっと舐めるとほんのり塩味。

香りは、、記憶が正しければ、昔よく行っていた、佐賀の祐徳稲荷温泉と似てる。

 

サウナ・水風呂もあり、外気浴をすると清々しい山の香り。。リラックス~~

ということで、

 

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初の宮崎県の温泉、制覇です!

 

個人的には、ここは明るいうちに行った方が色々楽しめそうだなと思いました。

ちなみに、帰りはご親切に施設の方に駅まで送っていただきました。。感謝。。

 

♨︎残り35湯♨︎

 

《追記》

こちらの施設にはサウナもあり。サ室・水風呂ともにマイルドな設定です。

sauna-ikitai.com

 

**公共交通情報**

JR日豊本線 青井岳駅から徒歩10分。晴れた昼間はおそらくウォーキングすると気持ち良いのだろう。

宮崎駅都城駅/西都城駅からの直通路線バスもあり。

宮崎行き路線バスについて(令和2年4月1日改正)|青井岳荘

都城行き路線バスについて(令和2年4月1日改正)|青井岳荘

 

施設への連絡で送迎サービスあり。(たしか18時まで?要確認)

 

宮崎県都城市 2020/9/16訪問

泉人への道のり

ついにもう一晩寝ると、八十八湯めぐりの旅が始まります。

 

今回、なぜ宮崎からぐるっと大回りで別府へ向かうルートにしたかというと、八十八湯めぐりのルールが大きく関係しています。

栄えある「泉人(せんにん=最上位)」に認定されるには、88個のスタンプを集めるのみならず、異なる7県のスタンプが必要、すなわち九州全県を巡る必要があります。これまでに巡った温泉を見ると・・・

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(リストのチェックが訪問済み、地図上の赤点が未訪問)

 

佐賀に住んでいたということで、北部九州はかなり行き尽くしている一方、南九州の宮崎・鹿児島は全く巡っていません。

地図を見ると、霧島山周辺と、別府周辺に未訪問の温泉が固まっています。

そして、ちょうど熊本に友人がいるので、久しぶりに会いたいということもあってこのようなCの字のルートになったわけです。

 

そして、私は温泉のみならずサウナも好きなので、この機会に滅多に行けないサウナも巡ろうと思っています。

目標1日1サウナ。九州は一般的なサウナのみならず、温泉蒸気を用いた蒸し風呂も点在している&湧水の水風呂も多いので楽しみです。

 

さて、そろそろ荷造りをしなければ・・・。

 

九州八十八湯巡り:コンプリートの旅

佐賀県に住んでいた5年ほど前より、九州八十八湯巡りというのをやっておりました。

ただ、やはり九州を離れてしまった今、なかなか進めることができずに今まで放置していたことがずっと心残りでした。

 

そこで、この週末の4連休+αを使って、残り36湯をコンプリートすべく、一人旅をすることにしました。

大まかな行程は宮崎空港に降り立って、ぐるっと九州を反時計回りに回って別府まで。計8日間の長旅です。

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基本的には公共交通機関を使って、なるべく安くの貧乏旅。

GoToキャンペーンの恩恵も受け、出発前の概算では、8日間で行き帰りの飛行機代も含めて8万円以内に抑える予定。

 

明日16日(水)がスタート。旅をしながら随時更新していきたいと思っています。

 

中島館(横浜市南区)

nakajimakan.sakura.ne.jp

 

横浜に引っ越してきて、九州に住んでいた時のような良泉はしばらく我慢かと落胆しておりました。

が!

ありましたよ。いいおふろ。

 

京急・地下鉄ブルーライン弘明寺駅から徒歩圏内の「中島館」さん。

ここが個人的にはベスト・オブ・銭湯でした。

 

お気に入りポイントとしては

・なんといっても黒湯の水風呂が最高に気持ちいい。

・サウナも新しく、檜?の香りが良い。

・露天の黒湯も良い。特に1階。

・お風呂の塩素臭が気にならない。

・駐車場2時間まで無料。

・銭湯料金470円。サウナ料金100円でバスタオルも付く。

・フロントには気立ての良いおばあちゃん。

 

お近くの方は、是非。

(1月は設備工事のため25日までお休みです。)