BioLOG

( 着飾らずに書く練習 )

米津玄師 (羊も良いけどジオラマも)

STRAY SHEEPがリリースされてからひたすら米津さんの音楽を聴く日々を送っている。

このタイミングでサブスク解禁されると知らず、解禁直前にdiorama (1stアルバム), YANKEE(2ndアルバム)はApple musicで課金して買ってしまった(でも別にいい)。

 

STRAY SHEEPは本当に名曲揃いなのは間違いない。どの曲も曲調や歌詞のメッセージは違えど多くの人の心を掴む何かがあると感じる。それに加えて、以前のアルバムに比べて、より「みんなの」米津さんになったなと強く感じる。良い意味での大衆化というか、この辺りはどこかで同じようなことを彼自身も言っていたように思う。STRAY SHEEP Radioだったか...?

 

一方で、ボカロPから米津さん自身が歌うようになった初期の作品には、ごくごく私的な感情だとか彼独特の言葉遣いを、またこれも独特な音調に乗せた「素(す)の面白さ」がある。

その中でも、"vivi"と"乾涸らびたバスひとつ"の2曲は、哀愁感漂う曲に、別れる2人を唄った曲で、個人的にすごく好きな曲だ。

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言葉にすると嘘くさくなって 形にするとあやふやになって

丁度のものはひとつもなくて 不甲斐ないや

頭の中の感じたこと、伝えたいことを完全に言葉にするのは不可能で、そのもどかしさだったり後悔だったり...そんな自分にも思い当たるような感情を、言葉にして、音楽にしてくれて、本当にありがとうと言いたい。

 

ということで、最新もいいけど、今、1stを聴くのもいいよねって話でした。

あと、米津さんの声は落ち着きますね。眠れない夜の精神安定剤にも良い。

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