BioLOG

( 着飾らずに書く練習 )

精神疾患とまじめに向き合うことにしました。

実はおととしぐらいからたまに精神的に不調になることがあり、いくつかの病名を転がった後に、最終的に双極性障害ということになった。

 

これまでは不調のときに服薬して、その副作用の眠気と闘い(しばしば負け)ながら誤魔化し誤魔化し仕事をしていたのだが、遂に本腰を入れて休養をとって病と向き合おうということになった。

 

去年と今年は梅雨ぐらいに調子が悪くなり、夏の間は使い物にならなかったので幾分は季節性のものだろうと思う。

低い自己肯定感だったりふいに沸き起こる希死観念なんかはステレオタイプの鬱の症状で、週に1、2回、プツンと切れたように何もできなくなって1日中眠りに堕ちる。病的な時は「病名+●●」で延々と検索してしまうものだが、得てして似たような症状を訴える人が多いのが少し回復した今となっては少し可笑しく、まあ、だからその状態を代表した病名が名付けられるんだという当たり前のことを考えたりする。(でも、全く違う人生が歩んできた人々が、ある似たような精神状態で苦しむのって不思議じゃない?)鬱病なんかは過重労働が引き金となって発症する人が一定数いるみたいだけれど、自分の場合はおそらく仕事が主な病因ではなく、過去の自己矛盾に苦しんでいるというか、自分が自分の首を絞めているところから抜け出せなくなったことが原因だと思っていて、非常に格好悪いと思う。

 

今は服薬して仕事から離れて4日目。医師からは規則正しい生活と運動の習慣、真面目に服薬することを命じられて、飼い犬のように素直にそれに従っている。

とりあえず昼間が暇で暇でたまらない。といって外に出る気にもならない。最近はよく映画や昔のドラマを見るのと、米津玄師さんが好きでyoutubeで彼が訥々と話すのを聞いたり歌詞を書き写して過ごしている。今までドラマや映画に深くハマることはなく人生を過ごしてきたけど、今になってごくごくと飲み干すように映像を見ている。仕事はいくつかのメールの返信をするぐらいで、殆ど何も手をつけていない。上司はとても理解のある人で、現状を話すと長期の休養を容認してもらえたことは本当に幸せだと思う。

この療養の後に何が待っているのだろう、仕事はどうなるだろう、様々な不安があるが、自分が腹を括って療養すると決めたのだから、これからの幾分かの期間でまた違う自分に変わることを楽しもうと思う。そして、何も考えずにただ誰かと他愛のない話をしながらゲラゲラ笑いたい。

でも・・・そもそも、どんな状態になったら療養完了!となるのだろう?