こんなだったのに、今やうららかな春の風が吹いているので、時の流れの速度を肌で感じます。
今年の冬は、寒くてたまらんという日がそれほどなかったので、幸せでした。
いっちゃんに出会う、ほんのすこし前。
HADEN BOOKSからの帰り、なんとなく、久しぶりにCDでも買いたくなり、
青山から散歩がてら、渋谷のTOWER RECORDSに歩いていったのでした。
ふらふら店内を見ていると、たまたま見かけた「カツオの熱い音コーナー」。
そこに並んでいたのがこの、馬喰町バンド。
4thアルバム「遊びましょう」との出会いでした。
試聴機をピコっとした瞬間、やられましたね。
うわー、ラッキー!おもろい音!って思いました。
し・か・も!
馬喰町バンドと青葉市子ちゃんと出会った、まさにそのタイミングで、ご両人が出演されるライブがあったのでした。
一挙両得。なんたる奇跡。最高の一夜でございました。
馬喰町やいっちゃんにググッと心を掴まれたあなた、絶対ライブ行ったほうがいいですよ。世界観が変わります。
人生初、ミーハーっぽくサインまでいただいてしまいました。
音、アートワーク、馬喰町バンドのすべてが大好きです。
最近はもっぱら、ラジオから新しい音楽を知ることが多いのだけれど、
なんだか本当に奇跡的に、心を鷲掴みにされる音楽に出会うこともある。
数年前、気の合う仲間で月に1回やっていた読書会。
それである日、HADEN BOOKSさんにお邪魔したことがある。
「音と言葉 ヘイデンブックス」の名の通り、コーヒーのいい香りが漂うなか、至る所におもしろそうなCDやら本やら雑誌やらが置かれている。
ただ、青葉市子ちゃん(さん?)との出会いは、店内じゃなかった。
何かの拍子にふと見つけた、店主の林下さんのインタビュー。
「僕の人生を変えた女の人の歌」
bar bossa vol.50 - JJazz.Net blog
ふうん、そんな紆余曲折を経てあの店が、、
と思いながら読んでいたら、最初に紹介されていたのが彼女でした。
まず、youtubeで見て圧倒され、
幾月後かにライブで見て、さらに圧倒されました。
自らもこの澄んだ声で唄いながら、ギター1本をここまで歌わせるひとを見たのは、はじめてでした。