大学時代、帰省するときの車中で聞いていたからか、個人的には真夜中の山陽道上り線のイメージがついてしまったこの曲。
なんとなく、夜中から明け方にかけての物悲しい空気感を感じるのは自分だけでしょうか。
同じ職場の蔵人でもあり、ルームシェアもさせてもらっている川崎さんの展示があったので、福岡・赤坂にあるGallery MORYTAにお邪魔した。
主宰されている森田さん、そしてスタッフの皆さんからアートや音楽の話を様々教えて頂き、本当に豊かな時間を過ごさせてもらった。
「ふなで」
今回出会った、韓美華さんの作品。
限られた色彩から浮かび上がる立体感。キャンバスの側面にも筆跡があって、見る角度によりいろんな表情を見せる。
まさに今、新たな道に進もうとしている自分自身の大きなわくわく感や一抹の不安と、作品の表情が重ね合わせられて、思わず心奪われた。
この感情、いつぶりに味わっただろうな。
これからもずっと大切にしたい、素敵な出会いが詰まった1日でした。
2017年5月26日 福岡市中央区
空が広いこと。
星が綺麗に見えること。
四季の移ろいが五感で感じれること。
例えば、ロウバイ、黄色の花をつける梅、の香りで春の訪れを知る。
九州八十八湯めぐりを知ったこと。
それであちこちの温泉を巡ったこと。
時に、びっくりするほど良い温泉に巡り会えたこと。
福岡の博多温泉、雲仙の有明ホテル、熊本の辰頭温泉、壱岐の山口温泉、、
母なる大地の恵みを全身で実感できたこと。
そして時たま、地元のじいちゃんと雑談。いろんなことを教えてもらったこと。
飯が旨いこと。
酒も旨いこと。
旨い酒と肴を出してくれる居酒屋があること。
そこで一緒に飲んでくれる仲間ができたこと。
そこで一緒に語ってくれる素敵な地元のおじさまおばさまがいること。
彼らはよくおごってくれる。
佐賀のお父さん、お母さんと呼べる人と出会えたこと。
お父さんは釣りが好きで、朝釣った肴をその日に店で食わせてくれる。
お母さんは漬物名人で、梅を3つの違う味に漬ける。しかもどれも美味しい。
二人いつも笑って、あらいらっしゃい、と暖かく迎えてくれたこと。
自分が素に戻れたこと。
やり残したことに少しずつ取り組めたこと。
将来の目標が定まったこと。
整えること、丁寧に生きることを学んだこと。
そんな中で、一緒に働かないか、と声を掛けてくれる人がいたこと。
終わり、はもうすぐ。
次への助走も大事。今のひとつひとつを慈しむことも大事。
一時期、Bonoboやらをよく聴いていたせいで生音の入ったトラックにはまっていた時期があって(今も好きだけど)、何かの拍子に見つけた曲。
鏡のように透き通った背景に、
丸い、ころん、とした音が散りばめられていて、
Mirror maruとはそういうこと?とおもいました。いや、絶対違うな。